この3つがなければ門前払い? [能力開発]
明日2月1日からいよいよプロ野球のキャンプがスタートします。
半年強のペナントレースを戦い抜くために、キャンプはとても重要なイベントです。
シーズンオフに自主トレでどれだけ身体をつくってきたか、初日の動きを見れば監督やコーチはすぐにわかるのでしょう。
長そうにみえて、意外とキャンプの時間はすぐに過ぎてしまいます。
キャンプ地に来てから徐々に身体を作り上げようとしたのでは、遅過ぎです。
初日からトップギアで走れる準備があってこそ、キャンプでさらに体力や技術力を高めることができるのです。
これはビジネスパーソンも同じです。
ある程度の”基礎体力”がなければ”キャンプ”に参加することも難しくなるでしょう。
人材を育成するのにしても、ある程度のレベルが必要です。
低い人に合わせようとすると、ムダが発生しがちです。
今後、最低限のスキルを持っていない人は、敬遠されていくでしょう。
最低限のスキルはどんなものか独断と偏見でご紹介すると、IT、財務、英語の3つです。
具体的な目標としては「ITパスポート試験」、「簿記3級」、「TOEIC600点」に合格、クリアすることです。
特に営業職を目指している学生さんにはチャレンジしてもらいたいメニューです。
会社に入ってから営業の先輩に聞けば、
「そんな資格、日本で営業する分には必要ないよ」という意見が多く出てくるでしょう。
これまでは必要性を感じることが少なかったとしても、今後は違います。
従業員は一定レベル以上であることを強く求められるようになります。
パソコン操作もおぼつかない人に手とり足とり教えたり、粗利計算の方法を指導したり、初歩の英会話を勉強させる余裕はないのです。
効率よく学べるレベルに達するまでは、自力でがんばらなければなりません。
IT、財務、英語の3つは営業(国内)から縁遠そうに見えます。
しかし、「ITパスポート試験」、「簿記3級」は自分に足らないものを気づくきっかけになります。
日本にいても、英語を活用する機会は増えていきます。
これらを勉強することで、営業に欠けているものを補完できます。
ぜひ前向きにチャレンジしてください。
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