【1】業務改善なくして社内研修なし OJTで人材育成 [人材育成]
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1. 業務改善なくして社内研修なし
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やることは増えて やる時間は減っている
ITが普及しはじめてから、企業は経営指標を把握しやすくなってきました。その精度をより高めていくには、細分化された情報をインプットする必要があります。情報セキュリティに関しては、個人情報保法の施行により過度にやるべき負担が増加した感じがしますし、営業秘密を守るために取引先から高度な対応を求められることも少なくありません。また、内部統制により煩雑な手順を踏むことも増えています。
さらにISOの導入や、やり過ぎ感のあるCS(顧客満足)対応など、ここ数年間でやることが明らかに増えています。その一方で労務管理の徹底が進み、残業時間が削減されて労働時間は短くなっています。
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限られた中で時間をしぼり出す
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のような状況の中で社内研修を実施していくためには、時間をつくり出す必要があります。業務の見直し・改善もその方法の一つです。業務はややもすると新たな仕事が積み重なっていく傾向があります。すでに必要性があまりないことも、「以前からやっているので」というような理由だけで続けているものがよくあります。
担当者レベル、部門レベルで判断がつかないものもたくさんありますので、経営層が「やめる指示」を出すことが大切です。その上で残った業務の改善策に知恵をしぼれば、有効に活用できる時間は生まれてきます。
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現状業務の客観視も研修の一つ
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業務改善に着手するには、まず現状の業務を把握しなければなりません。自分の仕事について冷静に観察してみることは有益なことです。しかし、自分一人で客観的に見にくい時は、上司や同僚など第三者の力を借りるのもいいでしょう。
自分では気づかなかったことがわかるだけでも、視野を広げるきかっけになりますし、問題点の発見能力を向上させることにつながっていきます。
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