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コピペにも●●能力が必要 [能力開発]

 

パソコンを使えるビジネスマンが増えて、企画書や提案書、販促ツールづくりなどを自作する人が多くなりました。

小売店やサービス業などでも、自作チラシや手作りPOPを活用したり、お客さま向けに有益な情報を冊子にして配っているところもあります。

商業印刷できれいに仕上げられたカタログやパンフレットだけでなく、その会社、そのお店、その人の独自性が反映されているような、多少”手作り感”のあるツールの方が好感を抱きやすいものです。

 

ある一定規模の企業になると、販売促進支援のため、営業の本部部門やマーケティング・企画部門などで提案書や販促ツールのひな型を作成し、自社の営業拠点や販売会社、代理店、販売店などにデータとして提供しています。

ベースになるものがあれば、手間が少なくてすみます。1から作成しようと思うと、かなりの工数を割かなければなりません。

営業マン一人ひとりが、自分ですべてやろうとしても、時間ばかりがかかって、なかなか思うようなものは作れないと思います。

業務効率を考えても、特定の部署が集中的にベースになるものを作成する方がいいでしょう。。

 

しかし、問題もはらんでいます。実際にツールを使用する人たちが依存しすぎる傾向があるのです。

せっかく意図をもって作られているものも、ただ単に日付やあて名を変えて出力し、お客さまのところへ持っていくケースが少なくありません。

極端に言うと、中身は何も確認せず、ツールを届けることが自分たちの役割だと思い込んでいる営業マンもいるのです。

自分なりのアレンジを加えたものを作ろうとしても、すでにある素材やデータ、画像などを利用したりするため、文章や体裁がちぐはぐになったり、つじつまが合わないような内容になってしまうこともでてきてしまいます。

いくら高級な食材ばかりを集めてきても、その組み合わせや調理方法、スパイスのきかせ方、給仕のタイミングなどがマッチしていなければ、おいいし料理をサービスすることはできないのです。

 

”仕上げ”のイメージが頭の中にできていないから、目についた「良さそうなもの」を次々に盛り込んでしまうのです。

結果的に、いかにも「キリバリしてきました」みたいなものができ上がってしまうのです。

 

良い素材や材料はそろってきました。

これらをいかに組み合わせて魅力的なものにできるかが、営業マンの腕の見せ所です。

今後ますます、そういったコーディネート能力が問われる時代になってきています。

流れに乗り遅れないよう、しっかりと能力を磨いていきましょう。


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