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自分の骨の数は何本ですか? [発想トレーニング]

マンガの達人と呼ばれていた元同僚に、人物を上手く描くためには骨の構成や動き方をしっかり学ぶ必要があるという話を聞いたことがあります。

骨格を理解していないと、それなりのマンガは出来ても、どこかに違和感が残ってしまうのだそうです。

目に見えるのは、あくまでも外見だけなのですが、その見え方や表現を作り出しているベースは骨組みにあるのです。

 

 

人は成人すると、骨の成長はほぼ終わり、身長も伸びなくなります。

そして、新陳代謝がだんだん鈍くなっていき、身体に脂肪がたまりやすくなってしまいます。

個人の場合、体重が増えればすぐに気づき、自分の身長と勘案して「太り過ぎ」だと判断すれば、ダイエットなどの対策を考えたりできます。

実際に実行する人は限られるでしょうが、ある限界値を超えると、減量に取り組む人は増えてきます。

自分自身が一番わかっているから、行動に移せるのです。

 

 

これが企業になると、話は変わってきます。

企業の「骨格」は、持続的な成長が可能ですが、その時点での大きさは決まってしまっています。

しかし、全身の骨格がどうなっているかを把握できている社員はそういません。

そのため、身体のあちこちにムダな脂肪がついたり、逆に皮と骨だけのところが出来たりしてしまうのです。

骨の成長を見込んだ肉づきならいいでしょうが、あまり深く考えられていないケースが大半です。

均整のとれた筋肉質の身体に鍛え上げるには、自社の骨格をみんなが共有しまければなりません。

スタートはまずそこからです。

 

 

爪をきれいに装飾するネイルアートは女性に根強い人気がありますが、ネイリストになるためには、爪をデコレートする技術だけでは足りないそうです。

爪に関する知識はもちろんのことですが、「ネイリスト技能検定試験」の一級に合格するには、骨についても学習しなければならないのです。

手の骨の構造を理解していれば、より美しくネイルアートに仕上げられるのでしょう。

私たちも自分の骨格や関節の動きなどに関心をもち、理解を深めていけば、ビジネスのヒントを見つけやすくなります。

 

 

毎日見ている自分の手に、

「何本の骨があるんだろう?」

と疑問に思うだけでも、発想は広がる可能性を秘めているものなのです。

 

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