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「いい人だと思ったのに・・」と気づくのは [能力開発]

クラブ活動などで恐い指導者や先輩がいることはよくあることです。その人たちに怒られるのが嫌で、一所懸命に練習したり、緊張感を保ったりします。

そのときには、「こんな人いなければいいのに」と思うことが多いのですが、年月が経てば逆に感謝の気持ちが強くなってきます。厳しい態度で接してくれたからこそ、自分が成長できたのだと気づくからです。

 

人の成長というものは時間がかかるもので、短期的に変化がわかるものではありません。特に内面的なものは余計にわかりにくいものです。当事者の自分でさえも気づきにくいのですから、憎まれ役に徹してくれた諸先輩には感謝しなければなりません。

 

相手の成長を真から願い、心を鬼にして導いてくれる人がいる一方で、自分の利益を優先したり、感情のはけ口にしているケースもあります。このあたりの違いを見分けるのは、人間的に成長してからでないと難しいことかもしれません。

やさしくアドバイスしてくれていた先輩や上司が、実は自分の思っていたような人でなかったと、後でわかったときはがっかりするものです。

テレビでいつも笑顔をふりまき愛想よくしているタレントさんが、街で不機嫌そうな態度をしているの見てしまったら、そのギャップの大きさに不快感を感じるでしょう。そんな感覚に似ている気がします。

 

人に教えたり、教えられたりする際には、当事者間にさまざまな感情が入り込むことも少なくありません。特に若い人は厳しく接する人に対して、敬遠する傾向があります。

 

せっかくの成長機会を逃してしまうことにもなりかねませんので、気持ちを強くもって臨みましょう。

あなたにとっての「いい人」は、長い目でみていくと必ずしもそうでないことに気づくはずです。

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