その場し○○ ○に入るひらがなは何? [能力開発]
世の中で働く人の多くは、毎日忙しくて時間が足りないと感じています。
労働時間を適切に管理する企業が増えてきたので、なおさら時間不足を実感しているのでしょう。
1日24時間は万人に与えられた平等の条件です。
菅首相もレディ・ガガも、イチロー選手もみんな同じ時間しか与えられていません。
同じ24時間しかないのなら、うまく時間をコントロールし、「使える時間」を作り出すしかありません。
一番かんたんな方法をお教えします。
それは、作業レベルの仕事を必ず「その場処理」することです。
作業レベルとは、深く考えることなく、自分ですぐに処理ができるもののことです。
たとえば、クルマを使ってお得意先を訪問している営業マンは、自動車を管理するための「車両管理日報」などに日時、訪問先、走行距離、給油量といった情報を記入しているでしょう。
これなどは、毎日帰社したときに書いていれば作業時間はほんの少しで済みます。
ところが、日々の記帳をせずに1か月分をまとめて書こうとすると、いつどこに行ったかなどを手帳やノートで調べることになり、ムダな時間がかかります。走行距離を適当に書いていくと、実際のメーターを超えてしまい、調整するはめになったりするものです。
出張した際の旅費交通費の精算も同じです。会社によって精算のルールはさまざまでしょうが、出張から戻ったら、その都度すぐに精算を済ますべきです。後からまとめてやろうとすると、時間を浪費するだけでメリットはありません。
記憶に新しいうちに処理をすれば時間のロスは最小限で済むのに、とりあえずその場しのぎをして、処理を先延ばしにすることが時間を無くすのです。
社内の事務手続きなども、いつまでも出さない人がいたりします。
メールで案内が来たら、そのまますぐに処理すれば済むのに、「後でやろう」とメールを閉じてしまいます。
忘れた頃に催促のメールがきて、いざ処理をしようとすると、どのメールだったか捜し出すのに時間がかかったりするのです。
人から依頼を受けたものでも、すぐに処理できるものはその場で対応する習慣を身につければ、時間は意外とつくり出せます。
時間短縮する能力は利益に直結する重要なスキルです。
自分自身の時短だけでなく、周りの人の時短も意識してみてください。
そうすることで、あなたの能力はさらに高まっていきます。
まずは、「その場しょり」を実践してみましょう。
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