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”走り屋最後の聖域”に不審な円筒缶 [ニュース]

 

高速道路のサービスエリアに不審な円筒形の缶が置かれていた事件が大きく報道されていました。

容疑者が名乗り出て、ことなきを得ましたが人騒がせな事件です。

動機などの調べはまだ公表されていませんが、おそらくこんなパターンではないでしょうか。

 

◆◇◆ 以下は私の勝手な想像で事実ではありませんので、ご注意ください

容疑者は木工業を営んでいて、缶に入った木工用ボンドが大量に残っていた。

古くて接着剤としても使えないので廃棄するしかない。

中身の入った金属缶なので、廃棄するにもお金がかかってしまう。

どこかに捨てる場所はないかなと、考える。

ドライブがてらに高速のパーキングに捨てようと思いつく。

自動車に缶を積み込み、 岐阜各務原入口から東海北陸道に入る。

最初の長良川サービスエリアに車を止め、捨て場所を物色する。

空き缶用のごみ箱に捨てると、清掃の人が分別に困るだろうと思案。

そこで女子トイレにそっと置いておくことにした。

たくさん捨てすぎると、清掃の人も大変だから4つだけにしよう。

まだまだたくさんあるから、別のサービスエリアに向かう。

少しずつしか捨てられないまま、富山県の小矢部礪波ジャンクションまで来てしまった。

しかたなく、石川方面へと北陸自動車道を進む。

サービスエリアに入っては缶を捨て、ようやく数十個が処分できた。

ほっとして、自宅に引き返す。

その夜、何気なく見ていたテレビから物々しい映像が飛び込んできた。

”東海北陸道”、”サービスエリア”、”女子トイレ”、”不審な円形の缶”

心臓を突き刺すようなキーワードが画面から連発される。

おれたちの捨てた缶だ。

すぐにわかった。

急いで警察に向かい、おまわりさんに事情を説明した。

 ◆◇◆ 以上は私の勝手な想像で事実ではありませんので、ご注意ください

 

自分の行動がどんな影響を及ぼすかは、常に意識しておく必要があります。

頭の中でシミュレーションしながら、仮説を立てる訓練を重ねましょう。

実際の行動結果と仮説とを比較し、差がでた要因を熟考します。

これを繰り返すことで仮説の精度は高まり、自分が望む結果を導き出しやすくなります。

 岐阜のご夫婦もトレーニングを積んでいれば、こんな大騒ぎを引き越すこともなかったでしょう。

 

 

話はかわりますが、事件の舞台となった北陸自動車道は”走り屋最後の聖域”とかつて呼ばれていたという、噂があります。

交通量が少ないので、飛ばしやすい高速道路なのです。

その分、死亡事故につながりやすい危険性もはらんでいます。

しかし、シートベルトさえしていれば危険性ははるかに小さくなります。

ほんのちょっとした行動の差が、大きな違いとなって現れます。

十分、肝に銘じておきたいものです。

 

 

 

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