長谷川さんとしてのご活躍を!紳助さん [ニュース]
昨晩から今朝にかけて、島田紳助さんの引退に関するニュースが、民主党の前原さんの立候補表明を横に追いやる勢いで報道されていました。
国民の関心が、一国の首相を決める民主党代表選よりも一芸能人に集まっている感じがします。
報道するサイドのテレビ局にしても、紳助さんの引退は今後の視聴率に大きく影響するでしょうから、「当事者」としても関心を寄せざるを得ないでしょう。
紳助さんの観察力、感受性、表現力、そして笑いのセンスは周知のことですが、彼の能力で一番すばらしいのは、誰にでもわかりやすく伝えられることでしょう。
引退の知らせを聞いたタレントの上地雄輔さんが紳助さんの自宅を訪れ、泣きながら引退撤回を懇願したことが伝えられていました。芸能界での方向性を悩んでいた上地さんに、進むべき道を新紳助さんが導いてあげたように思います。
あまり「売れていない」芸能人に、「売れるきっかけ」を与えてあげることもよくしていました。一方で、芸能界ではやっていけなさそうな人には、「第二の人生」を歩むようにアドバイスも自分の番組でしていました。
どうしたらいいか悩んでいる後輩たちに、彼らの能力をいかした生き方をわかりやすく教えてあげていました。ときには自分の経験をふまえ、ときには比喩をつかって、相手が得心しやすいような語りかけで接します。 相手のことを親身になって考えてあげていたから、慕う後輩もたくさんいるのでしょう。
あれだけテレビに出ていれば、やっかみも当然あります。足を引っぱるような動きをする人たちもいたように思います。だから、今回の引退理由について、釈然としない部分を感じてしまいます。
紳助さんが師と仰いでいる上岡龍太郎さんが55歳で引退してから、マスコミで上岡さんを見たことがありません。同じ55歳で引退することになった紳助さんもおそらく同じ行動をされるでしょう。
今後、島田紳助としての活動はないでしょうから、長谷川公彦さんとして活躍される姿を早く見せていただきたいです。
コメント 0